睡眠と節分
睡眠と節分
2月に入りそろそろ節分がやってきます。
冬と春を分ける日の節分の行事と言えば「豆まき」ですね。
豆まきの目的は知ってますか?
豆を歳の数ぶん食べて、
さらにもう1つ食べると
健康になれるなんて聞いたことがありますが、
本当の目的は
厄払いです。
節分は厄払い
厄を払って新しい年に福を呼び込むためのもの。
だから
「鬼は~外」
「福は~内」
という掛け声で豆まきをするんですね。
この豆は主に大豆が使われていますよね。
実はこの大豆を食べて
「健康な一年を迎えること」と
「睡眠」が深い結びつきがあることがわかりました。
大豆を食べて睡眠の質を上げよう!
大豆はタンパク質が豊富。
というのは知っている人も多いです。
実はこの大豆、
睡眠をより良くするための成分
「トリプトファン」
が多く含まれています。
このトリプトファンは必須アミノ酸の一種で
セロトニンやメラトニンを創り出してくれます。
上質な睡眠をとるためには
メラトニンというホルモンの働きが
とても重要になります。
睡眠の質を上げるには「トリプトファン」
詳しい説明は別の機会でお話ししますが
「トリプトファン」
⇒「セロトニン」
⇒「メラトニン」
⇒「上質な睡眠」
という流れになります。
だから「トリプトファン」は
睡眠を良くすると言われていて、
大豆には「トリプトファン」が
多く含まれているから節分の時に大豆を食べると
健康な一年を迎えられるとされています。
睡眠と健康と食事は昔から深い関りがあると言えますね。
睡眠に悩まれている人は
「トリプトファン」が多く含まれている食事を
朝ごはんにすることを
意識してみてください。
冬季うつ病に注意の時期
さらに節分の時期に「睡眠」で
気をつけるところがあります。
それは冬季うつ病というものです。
冬の日照時間が短くなることで、
さきほどお話しした
メラトニンの分泌タイミングが
狂い体内時計が狂ってしまう
危険性があります。
体内時計が狂うとホルモンバランスが崩れ、
自律神経も乱れてしまい
「うつ病」に
なりやすくなります。
睡眠とうつ病の関係性
基本的にうつ病にかかると
「夜なかなか寝つけない」
「朝早く目が覚めてしまう」
などといった不眠の症状が出てきます。
体内時計をしっかりとしたリズムにするために、
定期的な運動と
朝起きてからの日光を浴びる
ということがとても大切になってきます。
寒くてなかなか布団が出るのがしんどい時期ですが
健康な毎日を送るためには
「食事」
「生活リズム」
「日光」
を意識して
できることから実践してみてくださいね。
それでは「良い睡眠」を