布団のプロがおすすめする綿布団の選び方と人気の綿布団ランキング
目次
布団のプロがおすすめする綿布団の選び方と人気の綿布団ランキング
綿布団は、日本で昔から
使われてきた布団です。
歴史的には、江戸時代から
使われていたといわれています。
最近では、布団の素材に
ポリエステルや羊毛などが
多く使われるようになってきました。
綿布団は減ってきていますが、
綿布団の良さをもう一度見直してみたいと思います。
綿布団とは?
綿布団は、湿気の多い日本にとても適した布団です。
綿布団は、天然の素材である「綿(めん)」を使っているので
吸湿性がとても優れているのです。
水分をしっかり吸ってくれるので
布団の表面がサラサラな状態で快適に眠ることができます。
化学繊維だとほとんど水分を吸ってくれません。
綿布団は打ち直しをすることで
長期間使うことができます。
綿は、使っていくうちに嵩(かさ)が無くなって
硬くなっていきます。
いわゆる「せんべい布団」になるのです。
打ち直しをすることで硬くなった綿を
機械にかけてほぐすので嵩を取り戻すことができるのです。
綿布団の選び方
綿布団は、どのようなことをポイントに
選べばいいのでしょうか。
綿布団のサイズの選び方
まずは、綿布団のサイズを選びましょう。
シングルの敷布団は、
105cm×200cm、
掛け布団は
150cm×200cmです。
ダブルの敷布団は
140cm×210cm、
掛け布団は
190cm×210cmです。
用途にあったものを選びます。
布団のサイズ表記は、
中身の綿を入れる前の側地の布のサイズですので、
実際に綿をいれるとふっくらと嵩が増えることを
念頭に10cm前後は短くなると考えておきましょう。
綿は、天然の素材のため
その時の温度や湿度に影響されるので
多少誤差があることは、覚えておきましょう。
綿布団の重量を確認しよう
綿布団というと重たいというイメージを
お持ちの方もいるかもしれません。
綿布団のシングルサイズの敷布団は、
約6kg~7kgあります。
毎日の布団の上げ下ろし、
布団を干す時のことを考えると
重たいと感じる人はいると思います。
特に、女性や高齢の方にはキツイかもしれません。
綿布団に湿気がたまると
さらに重くなってしまいます。
綿布団でも5kg前後の軽量タイプがありますが、
あまり綿が少ないと薄い布団になり、
厚みがすぐに減りへたってしまいます。
軽量タイプを使うのならば、
早めに打ち直しに出した方がいいでしょう。
綿布団のメリットとデメリット
綿布団のメリットは、
なんといっても吸湿性に優れていることです。
その上、保温性にも富んでいるのです。
綿は、やわらかすぎず硬すぎない
適度な弾力や硬さがあるので
寝返りも打ちやすく、寝姿勢も良くなります。
綿布団のデメリットは、
メリットである吸湿性を保つには、
こまめに布団を天日干しすることが
必要なことです。
3日に1度は、天日干しをすることが望ましいので
お手入れに手間がかかってしまうのです。
天日干しにできない時は、
布団乾燥機を使うこともできます。
天日干しや乾燥をおこたると
綿がどんどん湿気を吸って重くなり、
ジトッとした肌触りになってしまいます。
綿布団はどのように作られているのかがポイント
綿布団を購入する時は、
綺麗に縫製されているので
中身の綿を見ることができません。
品質表示で中わたの組成を確認すること、
見本袋の中綿を確認することが大切です。
目安としては、
全日本寝具寝装品協会が発行している
「GF(グッドふとん)マーク」がついているか
どうかを確認してください。
GFマークは厳しい品質基準を満たしている商品にだけ
つけることが許されているマークだからです。
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【日本製】 最高級綿わたスーピマ綿使用手作り高級綿ふとん敷布団 スーピマ綿は、幾多の品種改良を重ねた綿で、繊維長の長さだけではなく、天然撚りが多く、均斉度に優れ、繊維強度の高い、高品位の超長綿です。天然撚りはふっくらとしてかさ高性に大変優れています。 高品質超長綿であるスーピマ綿は、ソフトな風合いを持ち、優れたフィット性、そして強くてしなやかで耐久性にも秀でています。 保温性・吸湿性にも優れ、カサ高でへたりにくく、まさに太陽が育てたコットンの王様です。 綿ならではのコシと吸湿性に優れ、干すとふっくらと弾力を回復します。 また繊維が長いと切れにくいため、耐久性もあり、ホコリが出にくいのも特徴です。 日本国内の工場で一枚一枚丁寧に加工した、信頼の日本製の布団です。
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サイズ 100×210cm(シングルロング)※作りたて時はボリュームがあるので、ふんわりと膨らみ、仕上がりの実寸を計測すると、上記サイズよりも若干小さめに仕上がっています。 生地 綿100%サテン生地(打ち込み本数=210本)綿布団の特性を活かすために、綿付きのよい綿100%サテン生地を使用しています。 中綿 綿100%(メキシコ綿) 中綿量 5.0kg 備考 ・日本製 お布団を清潔に保ち、長持ちさせるためにも、布団カバーのご使用をお勧めします。 綿わたは吸湿性に優れていることが最大の特徴ですが、その湿気を自然に発散させることは出来ません。湿気を多く含んだままにしておくと、ふとんが重たく冷たく感じますし、へたりも早くなります。天気の良い日にこまめに日に干し、日光の熱を吸収させ、中にたまった湿気を発散させ、しっかりと乾燥させることが大切です
綿布団のメンテナンス方法
綿布団はメンテナンスをしっかりと行うことが
長く使うための秘訣です。
綿布団の干し方
綿布団は、吸湿性にとても優れています。
その吸湿性を保つためには、
3日に1度は天日干しが必要です。
物干し竿や布団干しを使いしっかり日光にあて、
風通しもよくしましょう。
天日干しが出来ないときは、
布団乾燥機を使っても良いです。
天日干しや布団乾燥機で
しっかりメンテナンスをすることで水分をよく吸って、
表面がサラサラの布団を
毎日使うことができるようになります。
綿布団の打ち直し
綿布団は、打ち直しをすることで
新品のようなフカフカの布団に復活します。
綿布団の打ち直しは、
使っているうちに硬くなってしまった綿を
機械や手作業でほぐすのです。
綿を機械や手作業でほぐすと
嵩が復活するのです。
綿布団の打ち直しの目安は、
掛け布団が4~5年、
敷布団が3年~4年です。
定期的に打ち直すことで約15年は使用することが
できるようになるのです。
布団が重くて扱いづらい時は、
打ち直しの時にポリエステル綿などを
少し加えることで軽くなり、
へたりにくくすることもできます。
まとめ
日本の伝統的な布団である綿布団は、
湿気の多い日本の気候に適した布団です。
吸湿性や保温性に優れており、
適度な弾力や硬さがあるので
寝姿勢も良くなります。
腰痛の人が綿布団に変えたら
良くなったという話もあるほどです。
吸湿性を保つためには、
天日干しや布団乾燥機を使って
こまめなお手入れが必要です。
綿布団は、定期的に打ち直しをすることで
長い期間使うことができるエコな布団なのです。